トリガイとは?
とりがい
トリガイとは、日本の内湾に生息するザルガイ科の二枚貝で、コリコリとした食感と独特の風味を持つ寿司ネタとして有名な貝のことです。
トリガイ(鳥貝、学名:Fulvia mutica)は、マルスダレガイ目ザルガイ科に属する二枚貝です。貝の先端から飛び出た斧足(おのあし)が黒く、その形が鳥のくちばしに似ていることから「鳥貝」の名がついたとされています。
日本では瀬戸内海・有明海・東京湾など内湾の砂泥底に生息し、水深10〜30メートルほどの浅い海底に多く見られます。殻は扇形に近く、表面に放射状の肋(ろく)が走っているのが特徴です。殻の大きさは8〜10センチほどになります。
食用部位は主に斧足(黒く長い部分)で、独特のコリコリとした歯応えと甘みがあります。旬は春から初夏(3〜5月頃)で、この時期が最も肉厚で美味しいとされています。
トリガイは鮮度が落ちやすいため、産地以外では茹でてから真空パックにしたものや冷凍ものが多く流通しています。寿司ネタとして人気が高く、特に江戸前寿司では定番のネタの一つです。また、酢の物や刺身としても食べられます。近年は養殖技術の研究も進んでいますが、天然物が中心です。
使い方・例文
トリガイは回転寿司や寿司屋のメニューで馴染み深い存在で、「トリガイの握り」として春のネタとして登場することが多いです。黒い独特の見た目が一目でわかる食材です。
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