トガリネズミ科とは?
とがりねずみか
トガリネズミ科とは、とがった吻(ふん)と小さな体が特徴の小型哺乳類の分類群で、世界中に400種以上が分布します。
トガリネズミ科(Soricidae)は、哺乳類のトガリネズミ目(真無盲腸目)に属する科で、英語では「シュルー(shrew)」と呼ばれます。外見はネズミに似ていますが、ネズミとは全く異なる系統に属しており、むしろモグラに近い仲間です。
最大の特徴は、細長く先のとがった吻(鼻先)です。これは昆虫や土中の小動物を探り出すための感覚器官として発達したものです。体長は数センチメートルほどの種が多く、世界最小の哺乳類の一つとしても知られます。分布域は非常に広く、南極大陸とオーストラリアを除くほぼ全世界に生息しています。
トガリネズミ科の主な特徴は以下の通りです。
- 代謝が非常に高く、常に食べ続けないと死ぬほど旺盛な食欲を持つ
- 視力は弱く、嗅覚と触覚で環境を把握する
- 超音波を使ってコミュニケーションをとる種もある
- 一部の種は毒腺を持つ(哺乳類では珍しい特性)
生態系においては昆虫や無脊椎動物の天敵として重要な役割を担い、土壌環境の維持にも貢献しています。小型ながら非常に活動的で、昼夜を問わず行動する種が多い点も特徴的です。
使い方・例文
野原や雑木林の落ち葉の下を素早く動き回る小さな生き物として観察されることがあり、動物学や生態学の研究対象として重要視されています。
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