ツパイ目とは?
つぱいもく
ツパイ目とは、リスに似た外見を持つ小型哺乳類ツパイをまとめた目で、霊長類に近縁とされる動物群です。
ツパイ目(学名:Scandentia)は、哺乳綱に属する目で、東南アジアの熱帯・亜熱帯森林に生息するツパイ類を含みます。見た目はリスに似ていますが、分類学的にはリスが属するげっ歯目とは異なり、サル目(霊長目)に近い独立した目として扱われます。
ツパイの名称はマレー語で「リス」を意味する「tupai」に由来します。体長は約10〜20センチメートルで、細長い吻(くちばし状の鼻先)と大きな眼が特徴です。昆虫・果実・小動物などを食べる雑食性で、樹上・地上を問わず活動します。
かつてはサル目に含めて分類する研究者もおり、霊長類の祖先との類縁関係についての議論が続いてきました。現在は独立したツパイ目として扱うのが一般的ですが、ゲノム解析の結果はサル目・ウサギ目と近縁であることを示しています。
ツパイ科とハネオツパイ科の2科が含まれ、ハネオツパイは夜行性で生態が大きく異なります。哺乳類進化や霊長類の祖先型を探る研究においても重要なグループです。
使い方・例文
東南アジアの熱帯雨林に関する生態系の解説や哺乳類の系統樹の説明で、霊長類に近縁な小動物としてツパイ目が登場します。
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