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ツィンバロムとは?

つぃんばろむ

ツィンバロムとは、弦をばちで打って音を出すハンガリーを代表する打弦楽器で、東欧・中欧の民族音楽に欠かせない楽器です。

ツィンバロム(Cimbalom)は、台形共鳴箱に多数の弦を張り、左右の手に持った細いばち(マレット)で弦を打って演奏する打弦楽器です。ハンガリーを代表する民族楽器として広く知られており、ルーマニア・スロバキア・ウクライナなどの東欧・中欧各国にも近縁の楽器が存在します。

その起源はアジアのダルシマー系楽器に求められ、中世にヨーロッパへ伝わったとされています。ロマ(ジプシー)音楽の楽団では中心的な役割を果たし、独特の明るく響く音色が民族音楽の雰囲気を生み出します。19世紀後半には演奏家ヨージェフ・シュルホフらによって改良が加えられ、ペダル機構を備えたコンサート用の大型ツィンバロムが誕生しました。

クラシック音楽でも活用されており、ストラヴィンスキーの「ラグタイム」やコダーイ・ゾルターンの「ハーリ・ヤーノシュ」組曲など、作曲家がツィンバロムの音色を効果的に用いた名作が残っています。

演奏には高度な技術が必要で、両手のばちを素早く操作しながら複数の弦を打ち分け、豊かな和音やトレモロを奏でます。現代でも民族音楽・クラシック・ポップスなど幅広いジャンルで活躍する楽器です。

使い方・例文

ハンガリーのレストランでロマ楽団が演奏する際、中央に置かれた大きなツィンバロムが音楽全体の華やかさを支えています。

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