タフォニとは?
たふぉに
タフォニとは、岩石の表面に形成される蜂の巣状・洞窟状のくぼみや穴の地形で、塩分の結晶化や風化作用によってできます。
タフォニ(Tafoni、単数形はタフォーネ Tafone)とは、岩石の表面や内部に蜂の巣状・洞窟状の小さなくぼみや穴が無数に形成された地形・地質構造を指します。砂岩・花崗岩・石灰岩などさまざまな岩種に発達し、海岸沿いや乾燥・半乾燥地帯で特によく見られます。
タフォニが形成される主なメカニズムは次の通りです。
- 塩類風化:岩石の空隙に浸透した海水や地下水が蒸発し、塩の結晶が成長する際に岩石を内側から押し広げる
- 物理的風化:昼夜の温度変化による岩石の膨張・収縮が繰り返されることで表面が剥落する
- 化学的風化:鉱物の溶出や水和によって岩石の強度が低下する
一度くぼみが形成されると、内部に水分や塩分が溜まりやすくなり、さらに風化が進む正のフィードバックが働くため、徐々に大きな洞穴状になることもあります。タフォニは数センチ程度のものから人が入れるほど大きなものまで様々です。
地形学・地質学の研究対象であるほか、独特の景観から観光地にもなっています。名称はコルシカ島やサルデーニャ島周辺の方言に由来するとされています。
使い方・例文
海岸近くの花崗岩の崖に蜂の巣のように穴があいている場合、それはタフォニと呼ばれる風化地形で、波しぶきによる塩分が結晶化を繰り返すことで形成されたものです。
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