花崗岩とは?
かこうがん
花崗岩とは、マグマがゆっくりと冷えて固まった深成岩の一種で、石英・長石・雲母を主成分とし、建築材や石材として広く利用される岩石です。
花崗岩(かこうがん)は、地下深部でマグマが長時間をかけてゆっくりと冷却・固結することで生まれる深成岩(しんせいがん)の代表的な岩石です。英語では「granite(グラナイト)」と呼ばれます。
花崗岩の主な構成鉱物は次の3種類です。
- 石英(クォーツ):灰色〜白色の半透明な粒
- 長石(フェルスパー):白色〜ピンク色の粒で最も多く含まれる
- 雲母(マイカ):黒雲母や白雲母として光沢ある薄片状に存在
この3種類の鉱物が粗粒状に結晶しており、独特のまだら模様(ゴマ塩模様)をつくり出します。花崗岩は硬く耐久性が高いことから、古来より墓石・石垣・建物の外装材として利用されてきました。日本では瀬戸内地方・山陰・関東などに広く分布しており、六甲山地や甲信地方の山々もその基盤をなしています。
地質学的には花崗岩は大陸地殻の根幹をなす岩石であり、プレートテクトニクスの観点からも非常に重要です。風化すると砂状のマサ土(まさど)となり、土砂災害の原因となることもあります。
使い方・例文
御影石(みかげいし)として知られる石材の多くは花崗岩で、お墓や神社の鳥居、建物の外壁などに広く使われています。
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