石英とは?
せきえい
石英とは、二酸化ケイ素(SiO₂)からなる最も一般的な鉱物の一つで、透明な結晶(水晶)から乳白色のものまで多様な形態をとります。
石英(せきえい)は、化学式SiO₂で表される二酸化ケイ素を主成分とする鉱物で、地球の地殻中に最も豊富に存在する鉱物の一つです。透明で六角柱状の結晶として産出するものは水晶と呼ばれ、乳白色のものは乳石英、紫色のものはアメジスト(紫水晶)、黄色のものはシトリンなど、含まれる不純物によってさまざまな色のバリエーションがあります。
石英の主な性質と特徴は次のとおりです。
- 硬度:モース硬度7で、爪や鋼鉄より硬く、地表の砂や岩石に広く含まれる
- 圧電性:圧力や電圧を加えると振動し、その周波数が非常に安定している(水晶振動子)
- 化学的安定性:酸やアルカリに対して強い耐性を持つ
- 光学的透明性:可視光から紫外線まで透過する
工業的には、水晶振動子として時計・スマートフォン・通信機器の正確な時間基準(クロック)に使われるほか、高純度のシリカガラス(石英ガラス)は半導体製造装置や光ファイバーの材料として不可欠です。また、砂岩・花崗岩・砂浜の砂にも石英粒が多く含まれており、ガラスやセメントの原料にもなります。
鉱物コレクターの対象としても人気が高く、宝石や装飾品としての用途も広く知られています。
使い方・例文
「腕時計の中に入っている水晶発振器は石英の圧電性を利用して正確な時刻を刻んでいます」「海辺の砂粒の多くは石英でできており、ガラスの主な原料にもなります」のように使います。
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