ナイトとは?
ないと
ナイトとは、中世ヨーロッパの騎士身分を指す語であり、現代イギリスでは国王・女王から授与される名誉称号でもあります。
ナイト(Knight)は、もともと中世ヨーロッパにおける騎馬武士(騎士)の身分・称号を指す言葉です。領主や国王に仕えて戦場で戦うことを本義とし、馬・武器・甲冑を自ら用意できる経済力と武芸の技量を持つ者に与えられました。
中世の騎士道(シヴァルリー)では、ナイトは武勇だけでなく、忠誠・礼節・名誉・弱者の保護といった徳目を備えることが求められました。叙任式(ダビング)では、騎士の肩に剣を当てる儀式が行われ、社会的に認められた戦士として位置づけられました。
現代のイギリスにおけるナイトは、国王(または女王)が文化・科学・スポーツ・ビジネスなど各分野で顕著な功績を挙げた人物に授与する名誉称号です。ナイトに叙せられた男性は名前の前に「Sir(サー)」の敬称を使うことが認められます。女性の場合は「Dame(デイム)」となります。
チェスの駒としての「ナイト」も同じ語源で、馬に乗った騎士を象った駒がL字形の動きをすることで知られています。また、日本語では「騎士」と訳されることが多く、ファンタジー作品のキャラクター像としても広く定着しています。
使い方・例文
ビートルズのポール・マッカートニーは音楽への貢献が認められてナイトに叙せられ、「Sir Paul McCartney」と呼ばれるようになった。
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