砂岩とは?
さがん
砂岩とは、砂粒が長い年月をかけて堆積・固結してできた堆積岩の一種で、地表に広く分布する代表的な岩石です。
砂岩(さがん)とは、直径0.0625〜2mmの砂粒が水流・風などによって運ばれ、低地・海底・湖底などに堆積した後、長い時間をかけて圧密・固結してできた堆積岩の一種です。
砂岩を構成する主な鉱物には次のものがあります。
- 石英:最も一般的で風化に強い
- 長石:花崗岩などの風化で生じる
- 岩片:もとの岩石の破片
- 雲母やその他の副成分鉱物
砂粒を結びつけているセメント物質(炭酸カルシウム・シリカ・酸化鉄など)の種類によって、砂岩の色や硬さは大きく異なります。鉄分を多く含む砂岩は赤みがかった色を呈し、シリカで固まった砂岩は非常に硬く珪岩に近い性質を持ちます。
砂岩は地球上に広く分布し、地質学的に重要な時代の地層記録を担っています。また透水性が比較的高いため、石油・天然ガスや地下水の貯留層として経済的にも重要です。建材としても古くから利用されており、インドの赤い城(ラール・キラー)や日本各地の古い石垣にも使われています。
砂岩が風化・侵食を受けると、特徴的な地形(ホドゥー・アーチ・ビュートなど)を生み出すことがあり、米国のアーチーズ国立公園などの景観を形成しています。
使い方・例文
地層の観察実習で断面に縞模様が見える地層を調べると砂岩であることが多く、石材店では赤茶色や黄土色の砂岩が外壁材や庭石として取り扱われています。
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