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スポジュメンとは?

すぽじゅめん

スポジュメンとは、リチウムを含むケイ酸塩鉱物の一種で、透明度の高い結晶は宝石として珍重され、クンツァイトやヒデナイトなどの宝石名で知られています。

スポジュメン(Spodumene、輝石族:LiAlSi₂O₆)は、リチウムアルミニウムを主成分とするケイ酸塩鉱物で、単斜輝石グループに属します。ペグマタイト(リチウムを多く含む花崗岩岩脈)の中に産出し、長い柱状または板状の結晶として見られることが特徴です。

宝石としての主要バリエーションには以下があります。

  • クンツァイト(Kunzite):淡いピンク〜ライラック色を帯びた透明な変種。マンガンの微量混入による発色で、1902年に宝石学者G.F.クンツにより記載されたことからこの名が付きました。
  • ヒデナイト(Hiddenite):緑色を帯びた変種。クロムの混入によって発色し、エメラルドに似た色調を持つものもあります。
  • 無色透明スポジュメン:無色のものはトリファン(Triphane)とも呼ばれます。

宝石としての特性として、劈開(へきかい、特定方向に割れやすい性質)が完全であるため取り扱いに注意が必要です。硬度はモース硬度6.5〜7程度で、適切な設定とケアのもとでジュエリーに使用されます。

一方、工業用途ではスポジュメンはリチウムの重要な原料鉱物でもあり、リチウムイオン電池の需要拡大とともにその資源的価値が近年高まっています。主要産地はオーストラリア、ブラジル、アフガニスタン、アメリカなどです。

使い方・例文

宝石店でクンツァイトと紹介される淡いピンク色の石は、スポジュメンという鉱物の一種です。

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