クンツァイトとは?
くんつぁいと
クンツァイトとは、スポジュメン(リシア輝石)の宝石品質の変種で、淡いピンクからライラック色が特徴の美しい透明鉱物です。
クンツァイト(Kunzite)は、鉱物種スポジュメン(LiAlSi₂O₆)の宝石質変種で、微量のマンガンによって特徴的な淡ピンク・ライラック・バイオレット系の色を帯びます。名称は20世紀初頭にこの石を学術的に記載したアメリカの宝石学者ジョージ・フレデリック・クンツにちなんでいます。
クンツァイトの主な産地はアフガニスタン、ブラジル、マダガスカル、アメリカ・カリフォルニア州などで、良質なものは大粒の結晶で産出されることが多いです。硬度はモース硬度で6.5〜7程度あり、宝石として実用的な硬さを持ちます。しかし劈開(へきかい)が2方向に発達しているため、カットや加工には熟練が必要です。
クンツァイトには多色性(多色変光性)という性質があり、見る角度によって色の濃淡が変わるのが特徴です。また紫外線を当てると蛍光を示す個体も多く見られます。一方で光退色性(フェーディング)があり、長時間強い光にさらされると色が薄くなる可能性があるため、保管には注意が必要です。
透明度が高く大粒の結晶が採れることから、カットストーンとして指輪・ネックレス・ペンダントなどジュエリーに幅広く使われています。淡いピンクの色調が優しい印象を与えるため、女性向けジュエリーとして特に人気があります。
使い方・例文
ジュエリーショップでライラック色や淡ピンクの大粒の宝石を見たとき、「クンツァイト」として紹介されることがあります。
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