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ウィレマイトとは?

ういれまいと

ウィレマイトとは、亜鉛を主成分とするケイ酸塩鉱物で、紫外線を当てると鮮やかな緑色の蛍光を発することで知られます。

ウィレマイト(Willemite)は、化学式 Zn₂SiO₄ で表される亜鉛のケイ酸塩鉱物です。三方晶系に属し、結晶は六角柱状または塊状・粒状をなします。硬度は5.5、比重は約3.9〜4.2で、屈折率が高く光沢は樹脂光沢から玻璃光沢をもちます。

最大の特徴は紫外線照射時の強烈な蛍光発光で、短波紫外線下では明るいアップルグリーン〜黄緑色を示します。これはマンガン(Mn²⁺)が微量に置換していることによる発光であり、鉱物コレクターの間で珍重される理由のひとつです。アメリカのニュージャージー州フランクリン産が特に有名で、同地の標本は蛍光鉱物の代名詞的存在として博物館にも展示されています。

産出環境は主に変成亜鉛鉱床や酸化帯で、スファレライト(閃亜鉛鉱)の変質物として産することもあります。色は無色・白・黄・緑・赤褐色など多様です。宝飾用途には大きな原石が必要なため流通量は少ないですが、透明〜半透明の標本はカボションやファセットカットに加工されます。

名称はオランダ国王ウィレム(ウィリアム)2世への献名に由来します。蛍光分析・産業用蛍光体の研究にも参照される鉱物で、鉱物科学と宝飾分野の双方で価値が認められています。

使い方・例文

紫外線ライトを鉱物展示に当てると、ウィレマイトが含まれる標本だけが鮮やかな緑に光り出す場面でよく登場します。

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