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レマとは?

れま

レマとは、言語学において語の「基本形見出し語)」を指す概念で、辞書に掲載される際の代表形のことです。

レマ(lemma)とは、言語学・辞書学において、ある語の変化形や活用形をまとめて代表する「基本形」のことを指します。辞書を引く際の見出し語に相当し、語の同一性を判断する単位として使われます。

たとえば英語では「run」「runs」「ran」「running」はすべて同じレマ「run」の活用形であり、辞書には「run」という見出し語の下にまとめて掲載されます。日本語でも「食べる」「食べた」「食べて」などは「食べる」というレマに対応します。このように、さまざまな形態変化を抽象化した上位概念がレマです。

レマの概念は、自然言語処理(NLP)の分野でも重要です。テキストを解析する際にすべての単語をレマに変換する処理を「レマタイゼーション(lemmatization)」と呼び、検索エンジンや文書分類などで活用されています。たとえば「better」をレマ「good」に変換することで、異なる表記の語を同じ意味として扱えるようになります。

レマは次のような場面で登場します。

  • 辞書・語彙データベースの見出し語設計
  • 言語教育での語彙リスト作成
  • コーパス言語学における頻度統計
  • 自然言語処理の前処理ステップ

芸術・文化の分野では、文学や詩の分析において語彙の多様性を測る際にレマを単位とすることがあります。

使い方・例文

「この詩では使われているレマの種類が少ないため、語彙の繰り返しによるリズム効果が際立っている」というように、テキスト分析や言語学の文脈で使われます。

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