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岩脈とは?

がんみゃく

岩脈とは、マグマ地層や岩石の割れ目に貫入して固まった、板状・壁状の火成岩体のことです。

岩脈(がんみゃく、英: dike / dyke)とは、マグマが既存の岩石の割れ目や断層面に沿って貫入し、冷却固結することで形成される板状の火成岩体です。周囲の地層や岩石とほぼ垂直または急角度に交差する形で分布するのが特徴です。

岩脈の形成過程は次のようになっています。地下でマグマが上昇する際、圧力によって既存の岩盤の弱い部分(割れ目・節理・断層など)に侵入します。その後、周囲の冷たい岩石によって冷やされて固まり、岩脈として残ります。厚さは数センチメートルから数十メートル、長さは数メートルから数十キロメートルにわたるものまで様々です。

岩脈と混同されやすい用語に岩床(シル)があります。岩床は地層に平行に貫入した岩体であるのに対し、岩脈は地層を横断します。岩脈の岩質は玄武岩・閃緑岩・花崗岩質など多様で、周囲の岩石との境界付近には熱変成による変質帯が生じることもあります。

地質調査において岩脈はマグマ活動の歴史や地殻変動の痕跡を読み解く重要な手がかりとなります。また、岩脈に伴って金属鉱物が濃集する場合があり、鉱床探査でも注目される地質構造です。

使い方・例文

崖や山の断面を観察したときに、周囲と異なる色や質感の岩石が縦方向に帯状に走っている場合、それが岩脈である可能性があります。

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