断層面とは?
だんそうめん
断層面とは、地殻内で岩盤がずれ動いた際に生じた破断面のことで、地震発生のメカニズムや地形形成を理解するうえで重要な地質構造です。
断層面(Fault Plane)とは、地殻を構成する岩盤が力を受けて破壊・変位した際に生じた境界面(すべり面)のことです。この面を境に両側の岩盤が互いに異なる方向に動いた記録が刻まれています。
断層はその動き方によって以下のように分類されます。
- 正断層:上盤(断層面の上側)が下方にずり落ちるタイプ。引っ張りの力が働く場所に多い
- 逆断層:上盤が上方に押し上げられるタイプ。圧縮力が働く場所に生じ、山地形成に関わる
- 横ずれ断層:水平方向にずれるタイプ。右横ずれと左横ずれがある
断層面の傾きは「傾斜角」と呼ばれ、断層の種類によって急傾斜から水平に近いものまで様々です。特に傾斜が浅く広範囲に及ぶ断層面は「衝上断層(スラスト断層)」と呼ばれ、大規模な地震を引き起こします。
断層面に沿ったずれは地表に「断層崖」「断層湖」などの地形として現れることがあり、活断層の調査はハザードマップ作成や原子力施設の立地審査において特に重要です。地震学では断層面のパラメータ(走向・傾斜・すべり方向)を推定することで、過去の地震の規模や様式を解析できます。
使い方・例文
地震発生後の地表調査で、田畑や道路が数十センチ水平にずれた場所が見つかることがありますが、その地下に広がる岩盤の破断面が断層面です。
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