シトロンとは?
しとろん
シトロンとは、ミカン科の柑橘類の一種で、果肉より厚い果皮が特徴的な古代からの伝統的な柑橘果実です。
シトロン(学名:Citrus medica)は、ミカン科ミカン属に属する柑橘類で、現存する柑橘のなかでも最も原種に近い種の一つとされています。原産地はインド北東部からミャンマーにかけての地域とされており、古代から地中海沿岸や中東へと伝播しました。
シトロンの最大の特徴は、果皮が非常に厚いことです。果肉は少なく、酸味が強いため生食にはあまり向きませんが、香り豊かな果皮はさまざまな用途に使われます。
- 果皮を砂糖漬けにしてお菓子の材料や製菓用食材にする
- 精油を香水や香料として利用する
- ユダヤ教の祭礼(仮庵祭)で用いる神聖な果物とされてきた
- 中国では「仏手柑(ぶっしゅかん)」と呼ばれる変種が観賞用に栽培される
現代では、レモンやライムの先祖的存在としても知られており、多くの柑橘品種の育種に貢献しています。フランス語では「シトロン」がレモンを指すこともあり、地域によって言葉の意味が異なる点に注意が必要です。
使い方・例文
シトロンは、ヨーロッパのパン・ド・エピスやクリスマスケーキの生地に入る砂糖漬けの材料として登場するほか、高級香水の原料としての文脈でも話題にのぼります。
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