サギ科とは?
さぎか
サギ科とは、長い首と脚を持つ大型の水辺の鳥であるサギ・コウノトリの近縁種をまとめた鳥類の科で、世界中の湿地・河川に分布しています。
サギ科(Ardeidae)は、コウノトリ目に属する鳥類の科で、世界各地の湿地・河川・水田・沿岸に生息します。現生種はおよそ60種以上が知られており、南極を除くほぼすべての大陸に分布しています。
サギ科に共通する形態的特徴は以下のとおりです。
- 長い首と脚:浅瀬に立ち、水中の魚を待ち伏せするのに適した体型
- 鋭いくちばし:魚・カエル・昆虫などをすばやく捕らえる槍状のくちばし
- 「S字」の首:飛行時は首をS字に折り畳むのがサギ類の特徴
- 繁殖羽(飾り羽):繁殖期に長くのびる美しい羽毛が生え、かつては帽子の飾りとして乱獲された
日本に生息する代表的な種としては、アオサギ(日本最大のサギ類)・ダイサギ・チュウサギ・コサギ・ゴイサギなどがいます。アオサギやダイサギは都市部の公園の池でも見られる身近な存在です。
水辺の生態系で重要な役割を担う中級捕食者であり、水質や水系環境の健全性を示す指標種でもあります。水田農業とは古くから関わりが深く、魚や害虫を食べる一方で、養殖魚を狙う「害鳥」として問題になることもあります。
使い方・例文
田んぼや川沿いでじっと動かずに水面を見つめ、素早くくちばしで魚を突いて捕まえるのがサギ科の典型的な狩りの場面です。アオサギは公園の池でもよく見かけます。
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