ゴライアスカエルとは?
ごらいあすがえる
ゴライアスカエルは体長30センチメートルを超えることもある世界最大のカエルで、中央アフリカの限られた地域に生息する希少な両生類です。
ゴライアスカエル(学名:Conraua goliath)はアカガエル科に分類されるカエルで、現存する世界最大のカエルとして知られています。体長は最大で32センチメートル、体重は3キログラムを超える個体が記録されており、その大きさは小型の猫に匹敵します。
分布域は非常に限られており、カメルーンとエクアトリアルギニアにまたがる熱帯雨林の特定の川周辺にしか生息していません。急流の清澄な河川を好み、水温・水質・周辺植生に対して非常に敏感なため、分布域の拡大が難しいとされています。
食性は肉食性で、昆虫・ムカデ・小型爬虫類・他のカエルなどを食べます。驚くべきことに、ゴライアスカエルは声帯を持たないため、繁殖期でも鳴き声を出すことができません。繁殖は水辺での産卵によって行われますが、その生態の詳細はまだ十分には解明されていません。
近年になって、ゴライアスカエルのオスが産卵場所となる池を自ら掘って作る行動が観察・記録されました。これは両生類としては非常に珍しい巣作り行動として研究者の注目を集めています。
食用・ペット目的の捕獲と生息地の破壊によって個体数が急減しており、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種に指定されています。
使い方・例文
「世界最大のカエルはどれ?」という生物クイズの答えとして登場するほか、自然ドキュメンタリーで巨大なカエルが川底の岩に静止している映像として紹介されます。
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