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コロイドとは?

ころいど

コロイドとは、1〜1000ナノメートル程度の微粒子が別の物質中に均一に分散した状態を指し、溶液でも懸濁液でもない中間的な分散系です。

コロイド(Colloid)とは、直径がおおむね1〜1000ナノメートルの微粒子(コロイド粒子)が、気体液体固体などの媒体中に均一に分散した状態を指します。完全に溶解した真の溶液と、肉眼で粒子が見える懸濁液の中間に位置する分散系であり、コロイド溶液・コロイド分散液などとも呼ばれます。

コロイドには分散させる粒子と媒体の組み合わせによって複数の種類があります。

  • ゾル:液体中に固体粒子が分散(例:墨汁・塗料・泥水)
  • ゲル:液体が固体状の網目構造に閉じ込められた状態(例:ゼリー・寒天・豆腐)
  • エマルション:液体中に液体粒子が分散(例:牛乳・マヨネーズ)
  • エアロゾル:気体中に液体や固体粒子が分散(例:霧・煙・スプレー)

コロイドの代表的な性質として、チンダル現象(光の通路が見える)・ブラウン運動(粒子が不規則に動く)・電気泳動(電場をかけると粒子が移動する)などがあります。

コロイドの概念は食品科学・薬学・材料工学・環境科学など幅広い分野で応用されており、日常生活に密接に関わる物質の多くがコロイド状態で存在しています。

使い方・例文

牛乳は脂肪やタンパク質がコロイド粒子として水の中に分散したコロイドの代表例です。また、空気中に浮かぶ煙の粒子もエアロゾル型のコロイドで、光が当たると白く見えるチンダル現象が観察されます。

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