ナノメートルとは?
なのめーとる
ナノメートルとは、10億分の1メートルに相当する長さの単位で、原子・分子・光の波長など極めて微小なものの大きさを表すために使われます。
ナノメートル(nm)は、国際単位系(SI)における長さの単位で、1ナノメートルは1メートルの10億分の1(10のマイナス9乗メートル)に相当します。「ナノ」はSI接頭辞のひとつで、10億分の1(10のマイナス9乗)を表します。
ナノメートルは日常スケールでは実感しにくいほど小さな単位ですが、以下のような対象の大きさを表す際に広く使われます。
- 原子の直径:水素原子は約0.1ナノメートル
- DNA二重らせんの直径:約2ナノメートル
- 可視光線の波長:約380〜780ナノメートル
- 半導体チップの回路線幅:数ナノメートル〜数十ナノメートル
- ウイルスの大きさ:数十〜数百ナノメートル
半導体・ナノテクノロジーの分野では、トランジスタなどの素子の微細化を「◯◯ナノプロセス」と呼ぶなど、ナノメートルが技術水準の指標として使われています。回路が細かいほど消費電力や発熱を抑えながら高性能化できるため、最先端の半導体製造では数ナノメートル台の加工精度が求められます。
また光学の分野では、光の色(波長)をナノメートルで表します。紫外線・可視光線・赤外線はそれぞれ特定の波長範囲に対応しており、照明や分析機器の設計にも欠かせない単位です。
使い方・例文
スマートフォンのプロセッサの仕様説明で「3ナノメートルプロセス」と記載されていたり、日焼け止めのUVカット効果を説明する際に「紫外線の波長は300〜400ナノメートル」と表記されます。
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