寸とは?
すん
寸とは、尺貫法における長さの単位で、1寸は約3.03センチメートルに相当します。
寸(すん)は、日本や中国など東アジアで古くから用いられてきた尺貫法の長さの単位です。漢字の「寸」はもともと手の親指と人差し指を開いた間隔を表すとも言われ、身体を基準とした自然な計量単位の一つです。
日本の計量法では、1寸=1/33メートル(約3.0303…cm)と定義されています。尺貫法の体系では、
- 1寸=10分(ぶ)
- 10寸=1尺(しゃく)≒30.3cm
- 10尺=1丈(じょう)≒3.03m
明治時代にメートル法が導入された後、日本では計量法によりメートル法が公式単位とされていますが、伝統工芸・建築・武道・呉服など一部の分野では現在も寸が使われ続けています。たとえば、着物の寸法は「身丈何尺何寸」と表現し、大工道具の刃幅なども寸で示すことがあります。
慣用句では「寸暇を惜しむ」(わずかな時間も無駄にしない)、「一寸先は闇」(少し先の未来も予測できない)など、「寸」が「ごくわずか」という意味合いで使われています。
使い方・例文
着物を仕立てる際、身丈を「4尺2寸」のように寸単位で採寸して職人に伝える。
この用語をシェア
最終更新: