尺とは?
しゃく
尺とは、日本の伝統的な長さの単位で、約30.3センチメートルに相当し、今でも建築や和の文化で広く使われています。
尺(しゃく)は、日本古来の長さの単位で、尺貫法(しゃっかんほう)の基本単位です。現在の1尺は約30.303センチメートルと定義されており、これは明治時代にメートル法と整合させるかたちで確定しました。
尺より小さい単位や大きい単位との関係は次のとおりです。
- 1尺 = 10寸(すん)≒ 30.303 cm
- 1寸 = 10分(ぶ)≒ 3.030 cm
- 1間(けん)= 6尺 ≒ 181.8 cm
- 1丈(じょう)= 10尺 ≒ 303 cm
「尺」の語源は、手を広げたときの親指から中指の先端までの長さに由来するとされています。古代中国から伝わり、日本でも奈良時代ごろから使われてきました。
計量法の改正(1958年)により、取引・証明の用途でのメートル法以外の使用は禁止されましたが、建築・大工・和楽器(尺八・三味線など)・着物の寸法・慣用表現(「一尺一寸」など)では今も日常的に使われています。畳の大きさや和室の設計も尺を基準にしており、「3尺×6尺(三六判)」のような寸法呼称が現代の建材にも残っています。
使い方・例文
大工が「柱の間隔を6尺(約1.8m)にする」と言う場面や、尺八という楽器の名前(管の長さが1尺8寸)に「尺」が登場します。
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