ナノとは?
なの
ナノとは、10億分の1を表す国際単位系(SI)の接頭語で、記号「n」で示される単位の倍量語です。
ナノ(nano)は、国際単位系(SI)において10億分の1(10のマイナス9乗、すなわち0.000000001)を意味する接頭語です。ギリシャ語で「小人・矮小」を意味するnanosに由来し、記号は小文字の「n」で表されます。
たとえば「ナノメートル(nm)」は1メートルの10億分の1の長さを指し、光の波長や原子・分子のスケールを表すのに使われます。可視光線の波長はおよそ380〜750ナノメートルの範囲にあります。また「ナノ秒(ns)」はコンピューターの処理速度を議論する際に用いられる時間の単位です。
現代科学・技術においてナノという概念が特に注目されるのは、ナノテクノロジーの文脈です。ナノテクノロジーとは、ナノメートルスケールの物質や構造を操作・制御する技術の総称で、半導体、医薬品、素材開発など幅広い分野で応用が進んでいます。ナノスケールでは物質が通常とは異なる電気的・光学的・化学的特性を示すことがあり、これがナノテクノロジーの可能性を広げています。
日常生活でも「ナノ」の語は広く使われており、家電製品の「ナノイオン」技術や「ナノカーボン」素材など、微細技術を象徴するキーワードとして定着しています。
使い方・例文
「このトランジスタの回路線幅は5ナノメートルまで微細化されている」という文では、半導体チップの極小構造を表す単位としてナノが使われています。
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