コガネムシとは?
こがねむし
コガネムシとは、甲虫目コガネムシ科に属する昆虫の総称で、金属光沢のある美しい体色を持つ種が多い虫です。
コガネムシは、昆虫綱甲虫目(コウチュウ目)コガネムシ科(Scarabaeidae)に属する昆虫の総称です。世界に約3万種以上が知られており、日本にも100種以上が生息しています。
体長は種によって異なりますが、多くは1〜3センチメートル程度で、背面が緑色・金色・銅色などの金属光沢を放つものが多く、その美しい外見から古来より人々に親しまれてきました。童謡「こがねむし」にも詠まれるほど、日本文化に根付いた昆虫です。
生態面では、成虫は主に植物の葉や花を食べ、幼虫は土中で植物の根を食害します。そのため農業・園芸の分野では害虫として扱われることが多く、芝生や果樹・野菜の根を荒らす種も少なくありません。代表的な種には以下のものがあります。
- アオドウガネ:緑色の光沢が美しい最もよく見られる種
- ドウガネブイブイ:褐色で農作物への食害が問題になる
- カナブン:広義にはコガネムシの仲間で、初夏に樹液に集まる
- ハナムグリ:花粉を食べる習性を持ち、花の中に潜り込む
コガネムシの仲間はその金属光沢から装飾品や工芸品のモチーフにも使われてきました。また、一部の種は熱帯地方で食用にもなります。生態系においては花粉媒介や有機物分解の役割も担い、自然界での存在意義は大きいです。
使い方・例文
夏に庭の芝生がまとめて枯れてきた場合、土の中にコガネムシの幼虫が大量に発生して根を食べている可能性があります。
この用語をシェア
最終更新: