カナブンとは?
かなぶん
カナブンとは、コウチュウ目コガネムシ科に属する甲虫で、日本各地の樹液に集まる身近な昆虫です。
カナブンは、コウチュウ目コガネムシ科カナブン属に分類される甲虫の一種です。体長は約2〜3センチメートルほどで、金属光沢のある緑色や茶色、青みがかった色など個体によって色彩が異なります。
成虫は夏から初秋にかけて活動し、クヌギやコナラなどの広葉樹の樹液に集まる姿がよく観察されます。スズメバチやクワガタムシ、カブトムシなどと同じ樹液場を共有することも多く、雑木林の身近な昆虫として親しまれています。飛翔力も高く、上翅(硬い前翅)を開けずに横の隙間から後翅を広げて飛ぶ独特の飛び方をすることで知られています。
幼虫は腐植土や朽ち木の中で過ごし、有機物を分解する役割を果たしています。成虫の食性は樹液や熟した果実が中心で、農作物への害はほとんどありません。外見がコガネムシと似ているため混同されることもありますが、カナブンは頭部の形が異なり、前胸背板の形などで区別できます。
日本では北海道から九州まで広く分布しており、子どもたちが夏に虫捕りで最初に出会う昆虫のひとつとして、自然観察や昆虫採集の定番となっています。
使い方・例文
夏の雑木林でクヌギの樹液に集まる昆虫を観察するとき、カブトムシやクワガタとともにカナブンがよく見られます。
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