クスノキ科とは?
くすのきか
クスノキ科とは、クスノキ・クロモジ・アボカドなどを含む熱帯・亜熱帯を中心に分布する芳香性の広葉樹の科です。
クスノキ科(Lauraceae)は双子葉植物の科で、熱帯・亜熱帯地域を中心に世界各地に分布し、日本でも暖温帯の照葉樹林を構成する重要な植物群です。多くの種が強い芳香をもち、精油成分を豊富に含むことが科全体の特徴です。
クスノキ科の植物は常緑または落葉の高木・低木で、葉は単葉互生が多く、三行脈が目立つものも多いです。花は小さく両性または単性で、果実は核果(黒色・青色が多い)で鳥などに散布されます。
クスノキ科に含まれる主な植物は以下の通りです。
- クスノキ(楠):樟脳(防虫剤・清涼剤の原料)を含む大高木。神社の御神木として有名
- クロモジ:枝に芳香があり、和菓子の楊枝(黒文字)として使われる
- シロダモ・タブノキ:照葉樹林を代表する常緑高木
- アボカド(Persea americana):食用果実として世界的に栽培される
- シナモン(セイロンニッケイ):香辛料・薬として利用される熱帯産の樹木
クスノキ科は香料・薬用・材木として古くから人間に利用されてきました。クスノキから抽出される樟脳は防虫剤として、シナモンは食品・医薬品として世界中で流通しています。また巨木になるクスノキは日本各地で天然記念物に指定されており、文化的・生態的に重要な科です。
使い方・例文
クスノキ科は植物学や樹木の授業で「アボカドやシナモンを含む芳香性の科」として紹介される場面で登場する。
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