本文へスキップ

ニッケとは?

にっけ

ニッケとは、クスノキ科常緑樹ニッケイの樹皮から得られる香辛料で、シナモンの仲間として日本で親しまれています。

ニッケ(肉桂)は、クスノキ科ニッケイ属(Cinnamomum)に属する常緑樹から得られる香辛料・香料の総称です。日本では主にニッケイ(Cinnamomum japonicum)の樹皮を乾燥させたものを指すことが多く、独特の甘く清涼感のある香りが特徴です。

ニッケとシナモンはどちらもニッケイ属の植物由来ですが、一般的にシナモンはセイロンニッケイ(C. verum)やカシア(C. cassia)を指し、ニッケは日本産のものを指す場合が多いです。香りの成分はシンナムアルデヒドを主とし、この成分が独特の甘辛い香りをもたらします。

日本では古くからニッケの香りが親しまれており、代表的な用途としては次のようなものがあります。

  • 八つ橋(京都の伝統的な和菓子)の香り付け
  • ニッキ飴やニッキ水などの伝統的な駄菓子・飲み物
  • 漢方薬の生薬(桂皮)としての利用
  • お茶や飲料への香り付け

漢方では「桂皮(けいひ)」と呼ばれ、体を温める作用や健胃作用があるとされています。和菓子文化の中で特に重要な香料のひとつであり、日本固有の食文化を代表する存在です。

使い方・例文

「ニッキ飴」や「生八つ橋」を口にしたとき感じる独特の甘く清涼感のある香りがニッケ由来のもので、幅広い世代に親しまれています。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語