クジラ目とは?
くじらもく
クジラ目は、クジラ・イルカ・ネズミイルカなどを含む、完全に水中生活に適応した哺乳類の目(分類群)です。
クジラ目(学名:Cetacea)は、哺乳綱に属する目の一つで、クジラ・イルカ・ネズミイルカなど水中に完全適応した哺乳動物を含む分類群です。英語では「cetaceans(セタシアンズ)」と呼ばれます。
クジラ目は大きく2つの亜目に分けられます。
- ヒゲクジラ亜目(Mysticeti):歯の代わりにバレーンと呼ばれるひげ板をもち、オキアミや小魚を濾過して食べる。シロナガスクジラ・ザトウクジラ・コククジラなど
- ハクジラ亜目(Odontoceti):歯をもち、魚類やイカ、さらに大型のものは他の哺乳類も捕食する。マッコウクジラ・シャチ・イルカ類・ネズミイルカ類など
クジラ目の祖先は約5000万年前に陸上から海洋に進出したとされており、現在の偶蹄目(カバ・ウシなど)に近縁であることが分子系統解析で明らかになっています。このため近年の分類体系では「鯨偶蹄目(Cetartiodactyla)」としてまとめる場合もあります。
クジラ目は高い知能をもつとされ、コミュニケーション能力や社会性が研究されています。多くの種が環境変化や乱獲により絶滅危惧種に指定されており、国際捕鯨委員会(IWC)などによる保護活動が行われています。
使い方・例文
水族館でイルカショーを見た際に「イルカはクジラ目に属する哺乳類」と説明されたり、生物の授業で水生哺乳類の分類を学ぶ場面で登場します。
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