本文へスキップ

シアンとは?

しあん

シアンとは、青と緑の中間に位置する明るい青緑色のことで、印刷やデジタル映像の基本色のひとつです。

シアン(cyan)は、青と緑の中間に位置する鮮やかな青緑色を指す色名です。可視光のスペクトルでは波長がおよそ490〜500ナノメートル付近に相当し、赤の補色関係にあります。

シアンが特に重要視されるのは、印刷やカラー画像の分野です。印刷ではCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の4色分解が基本で、シアンはその1つの原色として機能します。シアンのインクは赤い光を吸収し、緑と青の光を反射することで色を表現します。家庭・オフィス用プリンターのインクカートリッジにもシアンが含まれています。

デジタル表示(モニターなど)のRGB色空間では、赤(R)をゼロにして緑(G)と青(B)を最大にした色がシアンに相当します(#00FFFF)。デザインや映像制作においても欠かせない基本色です。

化学の世界では「シアン化物」(青酸)という猛毒物質があり、ギリシャ語で「暗い青」を意味する「kyanos」が語源です。こちらは色名のシアンとは区別が必要です。また、写真の現像プロセスや染料・顔料の分野でもシアン系の色素が広く使われています。

使い方・例文

プリンターのインクが切れた際に「シアン(C)が残量不足」というアラートが表示される場面や、グラフィックデザイナーがCMYKモードでシアンの数値を調整して印刷色を指定する場面でよく登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語