ネズミイルカとは?
ねずみいるか
ネズミイルカとは、イルカより小型でくちばしが短く丸みを帯びた体型が特徴のイルカ科に近縁な小型鯨類で、世界の沿岸海域に広く生息しています。
ネズミイルカ(鼠海豚)は、クジラ目ネズミイルカ科(Phocoenidae)に属する小型の鯨類の総称です。一般に「イルカ」と呼ばれる動物はクジラ目イルカ科(Delphinidae)に属することが多いですが、ネズミイルカ科はこれとは別の科を構成しており、くちばし(吻部)が短く丸みを帯びた体型が特徴で、一般的なイルカとは外見上区別できます。
世界に7種ほどが知られており、代表的な種には以下があります。
- ネズミイルカ(コモン・ポーポイス):北大西洋・北太平洋に広く分布。
- スナメリ:東アジアの沿岸・河口域に生息し、日本でも瀬戸内海などで見られる。
- バキータ:メキシコのカリフォルニア湾固有種で、現在極めて深刻な絶滅危機に瀕している。
ネズミイルカ類は比較的沿岸や河口域を好む傾向があり、群れの規模はイルカ科に比べて小さいことが多いです。コミュニケーションには高周波の超音波(クリック音)を使い、エコーロケーションで獲物の魚類・甲殻類・頭足類などを探知します。繁殖率が高くなく、混獲・水質汚染・生息域の破壊などによる個体数減少が各地で問題となっています。
使い方・例文
水族館でスナメリが展示されている場合、「ネズミイルカの仲間で、くちばしがないのが特徴」と説明されることがあります。環境問題の文脈ではバキータが「世界で最も絶滅に近い哺乳類」として取り上げられます。
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