イルカ科とは?
いるかか
イルカ科とは、クジラ目に属する小型の歯クジラ類の科で、バンドウイルカやシャチなど約37種が含まれる最も多様なクジラ類の科です。
イルカ科(学名:Delphinidae)は、哺乳類クジラ目・ハクジラ亜目に属する科であり、現生のクジラ類の中で最も種数が多く多様なグループです。一般に「イルカ」と呼ばれる動物の大部分がこの科に含まれますが、体長が大きいシャチやゴンドウクジラ類もイルカ科に分類されます。
イルカ科の特徴としては以下が挙げられます。
- 体型:紡錘形の流線型で、ほとんどの種に背びれを持つ
- 歯:多数の円錐形の歯を上下顎に持ち、魚・イカなどを捕食する
- 反響定位:超音波を発射して対象物の位置・形状を知る高度なエコーロケーション能力
- 社会性:複雑な群れを形成し、協調行動・学習・コミュニケーション能力が高い
- 分布:北極海・南極海を含む全世界の海洋・一部の河川に生息
代表的な種にはバンドウイルカ(ハンドウイルカ)・マイルカ・スジイルカ・シャチ・ハナゴンドウなどがあります。シャチは体長9mに達し、外見・習性も異なりますが分類上はイルカ科に属します。
イルカ科の進化は新生代に遡り、陸上哺乳類から完全な水生生活へ移行した鯨類の多様化の中心を担いました。高い知性と社会性から、水族館での展示や軍事・研究利用の対象にもなっており、動物福祉の観点から議論が続いています。
使い方・例文
水族館のイルカショーで演技を行うのはバンドウイルカで、イルカ科の代表種です。また「シャチ(オルカ)」も分類上はイルカ科に属する点は、動物分類の授業や図鑑でしばしば紹介されます。
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