ハクジラ亜目とは?
はくじらあもく
ハクジラ亜目とは、クジラ目の中でイルカ・シャチ・マッコウクジラなど歯を持つ種を含む亜目で、反響定位(エコーロケーション)を使って狩りや移動を行うことで知られます。
ハクジラ亜目(歯鯨亜目、Odontoceti)は、クジラ目(またはクジラ偶蹄目)を構成する2つの亜目のうちの一方です。もう一方のヒゲクジラ亜目がひげ板でプランクトンをこし取るのに対し、ハクジラ亜目は機能する歯を持ち、魚類・イカ・哺乳類などを捕食します。
ハクジラ亜目の最大の特徴は反響定位(エコーロケーション)です。額部分にあるメロンと呼ばれる脂肪器官から超音波を発し、その反響を聞き取ることで暗い深海でも獲物の位置や形状を把握できます。
代表的なグループと種を以下に挙げます。
- マッコウクジラ科:世界最大の歯を持つハクジラで、深海ダイビングの名手
- イルカ科:バンドウイルカ・シャチなど知性の高い社会性動物
- ネズミイルカ科:小型で沿岸域に生息する
- アマゾンカワイルカ科:淡水に生息するユニークなグループ
ハクジラ類は高い知能と複雑な社会構造を持ち、コミュニケーション・協調狩猟・文化的学習などが確認されています。多くの種が人間活動の影響で絶滅危惧状態にあります。
使い方・例文
水族館でイルカショーを見るとき、イルカが超音波を使って球の位置を正確に把握する場面は、ハクジラ亜目の反響定位能力を示すわかりやすい例です。シャチが集団で魚群を囲い込む「協調狩猟」もハクジラ亜目の高度な行動として紹介されます。
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