ガラパゴスゾウガメとは?
がらぱごすぞうがめ
ガラパゴスゾウガメとは、エクアドル領ガラパゴス諸島にのみ生息する世界最大級のカメで、数百年にわたる長寿で知られる爬虫類です。
ガラパゴスゾウガメ(学名:Chelonoidis nigra 複合種)は、太平洋に浮かぶガラパゴス諸島に固有のリクガメで、現存するカメの中でも最大級の種です。成体の体重は150〜300キログラムにもなり、甲羅の長さは1メートルを超えることがあります。
最大の特徴は驚異的な長寿で、野生でも100年以上生きることが確認されており、飼育下では170年を超えた記録もあります。代謝が低く、食料や水が乏しい時期でも長期間生き延びられる体の仕組みが、この長寿を支えています。
生息する島ごとに甲羅の形が異なり、ドーム型とサドルバック型(鞍型)の2タイプが知られています。植物が豊富な高地の個体はドーム型、乾燥した低地では首を高く伸ばして植物を食べるためサドルバック型に進化しており、ダーウィンの自然選択説を裏付ける代表例とされています。
19世紀に捕鯨船や海賊に食料として大量に捕獲されたため、かつて15種類いた亜種のうち数種は絶滅しました。現在はガラパゴス国立公園の保護活動により個体数が回復傾向にあり、生態系の維持における象徴的な存在となっています。
使い方・例文
生物の授業や自然ドキュメンタリーでダーウィンの進化論を解説する際に、ガラパゴスゾウガメは島ごとに異なる形態を示す好例として頻繁に登場します。
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