カジャラホとは?
かじゃらほ
カジャラホはインド中部に位置する中世ヒンドゥー・ジャイナ教の寺院群で、繊細なエロティック彫刻で世界的に知られるユネスコ世界文化遺産です。
カジュラーホ(Khajuraho、カジャラホとも表記)は、インド中部マディヤ・プラデーシュ州に位置する寺院群です。チャンデーラ朝の支配下であった9世紀から12世紀にかけて建立されたヒンドゥー教とジャイナ教の寺院が集中しており、1986年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
カジュラーホの寺院群がとくに有名なのは、外壁を覆う精緻な石彫刻です。神々や天女(アプサラス)、動物に交じって、男女の交合を描くエロティックなミトゥナ彫刻が多数あり、その芸術的完成度と独特の主題から世界中の注目を集めています。これらの彫刻の意味については、タントリズムの宗教的表現、豊穣や魔除けの象徴、人生の四大目的(ダルマ・アルタ・カーマ・モクシャ)の表現など諸説あります。
寺院群は主に三つのグループに分けられます。
- 西部群:最大かつ最も保存状態が良い群。カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院などが含まれる
- 東部群:ジャイナ教寺院が中心
- 南部群:比較的小規模な寺院が点在
もともと85棟が建立されたとされますが、現存するのは25棟ほどです。石造建築の繊細な細工は「ナガラ様式」と呼ばれ、インド中部建築の傑作と評されています。
使い方・例文
「インドの世界遺産めぐりでカジュラーホの寺院彫刻に圧倒された」「インド中世の宗教芸術を研究する際にカジュラーホは必ず参照される」といった場面で登場します。
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