オビ川とは?
おびがわ
オビ川とは、ロシアのシベリア西部を流れる世界有数の大河で、カルトフスコエ湾を経て北極海へ注ぐ川のことです。
オビ川(Обь)は、ロシア連邦のシベリア西部を流れる大河で、アルタイ山脈付近を源流とし、北西方向に流れて鄂毕湾(オビ湾)を経て北極海のカラ海へ注ぎます。イルティシュ川との合流後の流路を含めると、全長は世界でも最長クラスの約5400kmに及びます。
オビ川の主な特徴は以下の通りです。
- 流域面積:約290万平方キロメートルと世界最大規模の流域の一つ
- 季節変動:冬期は広い範囲が凍結し、春の融雪期には大規模な氾濫が発生する
- 支流:カザフスタン方面から流れるイルティシュ川は最大の支流で、本流とほぼ同規模の大河
- 経済的役割:かつては毛皮交易の大動脈であり、現在は豊富な石油・天然ガス産地を貫く重要な地域を流れる
流域には西シベリア平原が広がり、世界最大規模の湿地帯(タイガとボグ)が形成されています。ノボシビルスク、ハンティ・マンシスク、サレハルドなどの都市がオビ川沿いに位置しており、地域の水運と生活を支える重要な存在です。気候変動の影響で永久凍土の融解が進む地域でもあり、近年は環境科学的な観点からも注目されています。
基本データ
| 長さ | 3,650 km |
|---|
出典:Wikidata
使い方・例文
地理の授業や地図帳でシベリアの大河を学ぶ際、エニセイ川・レナ川とともにオビ川が必ず登場し、北極海に向かって流れる三大シベリア河川の一つとして紹介されます。
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