カラ海とは?
からかい
カラ海とは、ロシア北部のシベリア沖に広がる北極海の縁海で、ウラル山脈の東側からノヴァヤゼムリャ諸島にかけて広がっています。
カラ海は、北極海の縁海のひとつで、西をノヴァヤゼムリャ諸島、東をセヴェルナヤ・ゼムリャ諸島に挟まれ、南はロシア(シベリア)の北岸に面しています。面積は約88万平方キロメートル、平均水深は約110メートルと比較的浅い大陸棚の海です。
「カラ」という名称は、この海に注ぐカラ川に由来するとされています。オビ川やエニセイ川といった世界有数の大河がカラ海に注ぎ込んでおり、大量の淡水と土砂が流入することで表層の塩分濃度が低くなっています。
カラ海の主な特徴と課題は以下の通りです。
- 年間を通じて大部分が海氷に覆われており、夏季の一時期だけ航行可能になる
- 北極海航路(北東航路)の重要な通過海域で、ロシアの砕氷船が年間を通じた航行を支援している
- 海底には石油・天然ガスの巨大な埋蔵量が確認されており、資源開発が進行中
- 旧ソビエト時代に放射性廃棄物が海底に投棄された記録があり、環境問題として残存している
近年は気候変動による海氷面積の縮小が著しく、かつてよりも長い期間にわたって航行できるようになってきています。これにより北極海航路の商業利用が増加しており、地政学的な重要性も高まっています。
使い方・例文
ロシアから東アジアへの物資輸送において、カラ海を含む北極海航路の利用は、スエズ運河経由に比べて航行距離を大幅に短縮できる可能性があるとして注目されています。
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