オオヤマトンボ科とは?
おおやまとんぼか
オオヤマトンボ科とは、大型で力強い飛翔力を持つトンボの一群で、主に池沼や湖に生息する昆虫分類群です。
オオヤマトンボ科(Macromiidae)は、トンボ目不均翅亜目に属する昆虫の科です。世界に約120種が知られており、日本にはオオヤマトンボ・コオニヤンマなど数種が分布します。
本科の主な特徴は以下のとおりです。
- 体は大型で、腹部が細長くやや平らに扁平
- 複眼が非常に大きく、頭頂部でほぼ接する(接眼)
- 黄色・黄緑色の斑紋が腹部に並ぶ種が多い
- 飛翔力が非常に強く、素早く飛び回る
生息環境は主に大型の池・沼・湖で、幼虫(ヤゴ)は泥の中で生活し、水生昆虫や小動物を捕食します。成虫は水面上や林縁を高速で飛びながら縄張りを持ち、ほかのトンボ・ハチ・アブなどを空中で捕らえて食べる肉食性です。
オオヤマトンボ(Epophthalmia elegans)は日本最大級のトンボのひとつとして知られ、翅を広げると10センチを超えることもあります。平地から山地の水辺に広く分布しますが、水質汚染や湿地の減少により個体数が減少傾向にある地域もあります。
使い方・例文
夏の池や沼の周辺を訪れると、オオヤマトンボ科のトンボが水面すれすれを高速で飛び回ったり、岸近くの見晴らしのよい場所に止まって縄張りを監視する姿を観察できます。
この用語をシェア
最終更新: