コオニヤンマとは?
こおにやんま
コオニヤンマとは、日本の清流に生息するサナエトンボ科の大型トンボで、オニヤンマに似た黄緑と黒の縞模様が特徴です。
コオニヤンマ(小鬼蜻蜓)は、サナエトンボ科に属するトンボの一種です。名前に「オニヤンマ」を含みますが、分類上はヤンマ科のオニヤンマとは異なり、サナエトンボ科に属しています。全長はおよそ70〜80ミリメートルと大型で、日本のサナエトンボ類の中では最大級の種です。
主な特徴は以下のとおりです。
- 体色は黄緑色と黒色の縞模様で、オニヤンマに似た印象を持つ
- 腹部が太く、どっしりとした体形
- 止まり方は垂直にぶら下がることが多い
- 流れの速い清流沿いに生息し、水質の良い環境の指標となる
コオニヤンマは北海道から九州にかけて広く分布し、渓流や砂礫底の河川を好みます。成虫は川沿いの低い植物の茎や葉先にぶら下がって休息する習性があり、他のトンボとは異なる独特のポーズを見せます。
幼虫(ヤゴ)は川の砂や礫の中に潜んで生活し、数年かけて成虫になります。清流が減少している現代では生息地の保全が課題となっており、環境の健全性を示す指標生物としても注目されています。昆虫観察や渓流釣りを楽しむ人たちにとっても身近な存在のトンボです。
使い方・例文
夏に渓流沿いを歩くと、コオニヤンマが草の茎にぶら下がってじっとしている姿を見かけることがあり、昆虫観察の対象としてよく取り上げられます。
この用語をシェア
最終更新: