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エニセイ川とは?

えにせいがわ

エニセイ川はロシア中央部を南から北へ流れる世界最大級の河川で、シベリアの自然と生態系を支える大動脈です。

エニセイ川(Yenisei River)は、ロシア連邦シベリア地方を流れる大河で、モンゴル国境付近のサヤン山脈に源を発し、北極海カラ海へと注ぎます。全長はおよそ5,539kmにおよび、世界で最も流域面積の大きな河川のひとつとして知られています。

エニセイ川はシベリアを西部と東部に分かつ自然の境界線とみなされており、西岸の西シベリア低地と東岸の中央シベリア高原では地形・植生が大きく異なります。川幅は下流域では数kmに達することもあり、豊富な水量は周辺の湿地帯や針葉樹林(タイガ)を潤しています。

支流にはアンガラ川やトゥングスカ川などがあり、バイカル湖から流れ出るアンガラ川の合流によって水量がさらに増します。流域には豊富な水産資源があり、チョウザメやサーモン類の漁業が行われてきました。また、20世紀以降は複数の大型水力発電所が建設され、サヤノ・シュシェンスカヤ発電所はロシア最大規模のダムとして知られています。

気候的にはほぼ全流域が亜寒帯〜寒帯に属し、冬季には河面が凍結します。この川はシベリア先住民族の生活文化とも深く結びついており、地域の歴史・文化・産業に欠かせない存在です。

基本データ

長さ 3,487 km

出典:Wikidata

使い方・例文

地理の授業や世界の大河を紹介する文脈で「エニセイ川はシベリアを東西に分ける境界河川だ」のように登場します。

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