ウグイス科とは?
うぐいすか
ウグイス科とは、主にアジアからヨーロッパにかけて分布する小型の鳴き鳥の仲間をまとめた鳥類の科で、日本の春を告げるウグイスがその代表種です。
ウグイス科(Cettiidae)は、スズメ目に属する鳥類の科のひとつで、主にアジア・ヨーロッパの温帯から熱帯にかけて広く分布する小型の鳴き鳥の仲間です。かつては「ヨシキリ科」や「ムシクイ科」と同一の広い科にまとめられていましたが、分子系統解析の進展により独立した科として再整理されました。
ウグイス科の鳥は全般的に体が小さく、褐色系の地味な羽色を持つものが多いですが、その鳴き声は非常に豊かで特徴的です。日本で最もよく知られる種がウグイス(Horornis diphone)で、「ホーホケキョ」という美しい鳴き声で古くから春の訪れを告げる鳥として親しまれてきました。俳句では春の季語にもなっています。
ウグイス科の主な特徴は以下のとおりです。
- 体長はおおむね10〜17cm程度の小型種が多い。
- 葦原・藪・林の低木層など隠れやすい環境を好む。
- オスが複雑で美しいさえずりを持つ種が多い。
- 昆虫や小型の無脊椎動物を主食とする。
日本ではウグイスのほかヤブサメなどが本科に属します。「鶯色(うぐいすいろ)」という言葉が示すように、日本文化においても長く愛されてきた鳥のグループです。
使い方・例文
早春の山道や里山で「ホーホケキョ」という声が聞こえてくる場面がウグイス科の鳥を身近に感じる典型的な状況です。姿は見えにくくても声で存在がわかる鳥として知られています。
この用語をシェア
最終更新: