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インドオオコウモリとは?

いんどおおこうもり

インドオオコウモリとは、南アジアから東南アジアにかけて分布する大型のコウモリで、翼を広げると1メートルを超えることもある翼手目の動物です。

インドオオコウモリ(Pteropus giganteus)は、翼手目オオコウモリ科に属する大型のコウモリです。「インドフライングフォックス」とも呼ばれ、その英名が示すように、鋭いキツネのような顔立ちが特徴的です。インド・スリランカ・パキスタン・バングラデシュ・ミャンマーなどに分布しています。

体長は20〜35センチメートル、翼開長は最大で1.2〜1.5メートルに達し、世界最大級のコウモリの一種に数えられます。体色は黒褐色から橙褐色で、頭部や肩周りが明るい色をしている個体が多く見られます。

食性は果食性で、果物や花の蜜、花粉を主食とします。超音波を使ったエコーロケーションはほとんど行わず、代わりに優れた視覚と嗅覚を使って餌を探します。夜行性で、昼間は大きなコロニーを形成して木の枝に逆さまにぶら下がって休みます。一か所に数万頭が集まることもあります。

生態系において、果実の種子散布や花粉媒介の役割を担う重要な動物です。一方で、農作物への被害や、ニパウイルスなど感染症の自然宿主として注目されることもあります。

使い方・例文

インドの農村部や都市近郊では、夕暮れ時に大群のインドオオコウモリが飛び立つ様子が見られ、地域の生態系の一部として暮らしの中に溶け込んでいます。

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