アンガスとは?
あんがす
アンガスとは、スコットランド原産の黒毛無角の肉牛品種で、霜降り肉質の良さから世界の食肉市場で最も評価の高い品種のひとつです。
アンガス(Angus)は、スコットランド北東部のアバディーンシャーおよびアンガス地方を原産とする肉牛品種です。正式名称はアバディーン・アンガス(Aberdeen Angus)といい、19世紀に体系的な改良が行われました。黒色の毛色と角を持たない無角(ポールド)という特徴から、容易に識別できます。
アンガス種が高く評価される理由は、その優れた産肉性にあります。筋肉内に均一に脂肪が入り込む「霜降り(マーブリング)」が生じやすく、柔らかくジューシーな肉質をもたらします。成長が早く飼料効率も良いため、商業的な肉牛生産に非常に適しています。
アンガスの主な特徴は以下の通りです。
- 純粋な黒色の体毛(レッドアンガスという赤毛の亜種も存在)
- 無角のため管理が容易で、他の牛を傷つけにくい
- 寒冷な気候への適応力が高い
- 温順な性格で取り扱いやすい
- 繁殖能力が高く、難産が少ない
現在では世界各地で飼育されており、特にアメリカ・オーストラリア・南米などで大規模に生産されています。「セルティファイド・アンガス・ビーフ(CAB)」という品質認証制度も確立されており、高品質なアンガス牛肉のブランド価値を守っています。日本でもステーキや焼肉向けとして広く流通しています。
使い方・例文
「このステーキはオーストラリア産アンガスビーフを使用しており、霜降りの細かさと柔らかな肉質が自慢です」のように、高品質な牛肉を紹介する場面で使われます。
この用語をシェア
最終更新: