黒毛和種とは?
くろげわしゅ
黒毛和種とは、日本を代表する肉用牛品種で、美しい霜降り(サシ)が入りやすく、和牛の中でも最も広く飼育されています。
黒毛和種は、日本固有の肉用牛品種のひとつで、国内で飼育される和牛のうち約90%以上を占めます。名前のとおり黒色の毛色が特徴で、体型はやや小型ながらも筋肉質な体つきをしています。
黒毛和種の最大の特徴は、筋肉内に脂肪が細かく均一に入り込む「霜降り(サシ)」ができやすい遺伝的素質を持っていることです。この霜降りは食感を柔らかくし、独特の甘みと風味を生み出します。「松阪牛」「神戸ビーフ」「近江牛」など、日本を代表するブランド和牛のほとんどは黒毛和種に属します。
品種の形成には、明治時代以降に外来種(ショートホーン、エアシャー、シンメンタールなど)との交配改良が行われ、その後純粋化・固定化が進められた歴史があります。現在は農林水産省の登録制度のもとで血統が厳格に管理されています。
黒毛和種の肉質評価には「肉質等級」と「歩留等級」を組み合わせた格付け制度が使われており、最高ランクのA5等級は国内外で高い評価を受けています。飼育期間は通常28〜32ヶ月程度と長く、手間とコストがかかる分、高品質な牛肉として流通します。
使い方・例文
「このステーキは黒毛和種のA5等級で、口に入れた瞬間にとろけるような食感が楽しめます。」という形で、高級和牛の文脈で使われます。
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