ホルスタインとは?
ほるすたいん
ホルスタインとは、オランダ北部原産の白黒模様が特徴的な乳用牛品種で、世界で最も乳量が多い品種として酪農産業の中核を担っています。
ホルスタイン(Holstein、正式名称:ホルスタイン・フリージアン)は、オランダのフリースラント州・北ドイツのホルシュタイン地方を原産とする乳用牛品種です。白と黒のまだら模様(黒白ブチ)が最もよく知られますが、赤白のカラータイプも存在します。19世紀以降にアメリカ・カナダで改良が進み、現在では世界中の酪農国で最も広く飼養されている品種となっています。
ホルスタインが酪農の主力品種である理由は、傑出した泌乳能力にあります。
- 年間乳量:優秀個体では1万kg超を産乳し、乳牛品種の中で世界最高水準
- 体格:乳牛としては大型で、成熟雌牛の体重は550〜700kg程度
- 飼料効率:大量の飼料を乳に変換する代謝能力が高い
日本では乳用牛全体の約99%をホルスタインが占めており、市場に流通する牛乳のほぼすべてがホルスタインから生産されています。一方、乳量重視の育種が進んだ結果、蹄病・繁殖障害などの健康問題が課題とされることもあります。廃用牛は肉用にも利用されますが、専用肉用種と比べると肉質・赤身量は劣ります。酪農産業の持続可能性の観点から、アニマルウェルフェアへの配慮や放牧飼育の普及も注目されています。
使い方・例文
スーパーの牛乳パックに描かれている白黒ブチ模様の牛はほぼホルスタインで、日本の酪農家が飼育する乳牛の大多数がこの品種です。
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