アルデバランとは?
あるでばらん
アルデバランとは、おうし座の目に当たる位置に輝く赤色巨星で、冬の夜空で際立つ赤みがかった明るい恒星です。
アルデバランは、おうし座のアルファ星(最も明るい星)で、おうし座の「目」の位置に輝く赤色巨星です。地球からの距離は約65光年で、冬の夜空で見られる明るい恒星の中では比較的近くに位置しています。その名前はアラビア語の「al-dabarān」に由来し、「後に続くもの」という意味を持ちます。これはプレアデス星団(すばる)の後を追うように昇ってくることからきています。
アルデバランはK型の赤色巨星に分類され、表面温度は太陽より低いですが、直径は太陽の40倍以上、明るさは100倍以上に達します。独特の赤橙色の輝きが特徴で、肉眼でも色がよくわかる恒星の一つです。見かけの明るさは全天で13番目ほどに明るく、冬のオリオン座のベテルギウスとともに赤い一等星として知られています。
おうし座にはヒアデス星団というV字形の散開星団があり、アルデバランはそのV字の中心付近に位置して見えます。ただし、アルデバラン自体はヒアデス星団には属しておらず、偶然近くに見えているだけです。
アルデバランは恒星の進化の観点から見ると、主系列星を卒業して赤色巨星になった段階にある天体です。将来的にはさらに膨張し、最終的には外層を吹き飛ばして白色矮星になると考えられています。
使い方・例文
「冬の夜空でおうし座を探すと、V字形のヒアデス星団の中央付近に赤みがかったアルデバランの輝きを見つけられます。」
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