アマーロとは?
あまーろ
アマーロとは、イタリアを中心とするヨーロッパで生産される薬草・スパイス・柑橘などを浸漬・蒸留したビタースピリッツ(苦味系リキュール)の総称です。
アマーロ(amaro)は、イタリア語で「苦い」を意味する言葉で、ハーブ・薬草・スパイス・花・根・樹皮・柑橘の皮などをアルコールに浸漬して風味を抽出し、砂糖を加えて仕上げたリキュールの一種です。アルコール度数はおよそ16〜40%と幅広く、甘みと強い苦味が特徴です。
アマーロの歴史は中世ヨーロッパの修道院に遡ります。修道士たちが薬用として薬草エキスを調合したことが起源とされており、消化促進・滋養強壮を目的とした「薬酒」として発展しました。現在でも「ディジェスティーボ(食後酒)」として食後にストレートで飲まれることが多いです。
アマーロの種類は非常に多様で、産地や配合によって個性が大きく異なります。
- アマーロ・アベルナ:シチリア産、穏やかな苦味とハーブの甘さ
- フェルネット・ブランカ:ミラノ産、強烈な苦味と薬草の複雑さ
- カンパリ:ビターオレンジ系の鮮やかな苦味、カクテルにも多用
- チナール:アーティチョーク由来の独特の風味
カクテルの材料としても欠かせない存在で、ネグローニやスプリッツなど多くの定番カクテルに使用されます。近年はクラフト系アマーロも世界各地で生産されています。
使い方・例文
イタリアンレストランの食後に「ディジェスティーボをどうぞ」と出されるアマーロは、胃もたれを和らげる効果があるとされ、ストレートやロックで楽しまれます。
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