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アクアポニックスとは?

あくあぽにっくす

アクアポニックスとは、魚の養殖と植物の水耕栽培を組み合わせ、互いの廃棄物を循環利用する持続可能な食料生産システムです。

アクアポニックス(Aquaponics)とは、水産養殖(Aquaculture)と水耕栽培(Hydroponics)を組み合わせた造語で、魚と植物を同一の水循環システムで共存させる農業技術です。

仕組みの核心は自然の物質循環にあります。魚が排泄するアンモニアは水中の微生物(硝化バクテリア)によって亜硝酸塩・硝酸塩へと変換され、この硝酸塩を植物が栄養として吸収します。植物が水を浄化することで、きれいになった水が再び魚のタンクへ戻る——このサイクルが連続して回ることで、両者が互いに利益をもたらします。

アクアポニックスの主な利点は以下のとおりです。

  • 水の再利用率が高く、従来の農業と比べて大幅な節水が可能
  • 化学肥料を使わずに野菜を栽培できる
  • 魚と野菜を同時に生産でき、食料自給の多様化に貢献する
  • 屋内・都市部・砂漠地帯など土地の制約が少ない環境でも実施できる

一般的に栽培される魚はティラピア・コイ・サーモンなどで、野菜はレタス・ハーブ類・トマトが多く見られます。環境負荷の低い次世代農業として世界各地で注目されており、日本でも農業法人や研究機関による実証事業が進んでいます。

使い方・例文

都市部のビルの一室にアクアポニックスを設置し、ティラピアを育てながらレタスを水耕栽培するシステムが、地産地消の新しい形として注目されています。

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