アウインとは?
あういん
アウインとは、深い青色が美しい希少な鉱物で、主にドイツのアイフェル地方で産出される宝石用鉱物です。
アウイン(Hauyne、ハウィナイトとも)は、ナトリウム・カルシウム・アルミニウムを含む硫酸塩ソーダライト族の鉱物です。その鮮やかなコーンフラワーブルー(矢車菊色)は、含有する硫酸塩イオンと構造中の発色機構によるもので、非常に独特な色合いを持ちます。
名称はフランスの鉱物学者ルネ=ジュスト・アウイ(René-Just Haüy)への敬意を込めて命名されました。モース硬度は5〜6程度とやや低く、劈開も発達しているためカットや取り扱いに技術を要します。主産地はドイツのアイフェル火山地帯で、イタリアやモロッコでも産出されます。
宝石としての流通量は少なく、良質なファセットカット石は高値で取引されます。コレクターや宝石愛好家の間では「最も青い宝石のひとつ」として知られており、サファイアとは異なる独特の青みが魅力です。また、岩石中に結晶が散在する標本も観賞用として珍重されます。
使い方・例文
ミネラルショーや宝石展示会でアウインの原石・カット石が展示されることがあり、そのコーンフラワーブルーの深みはサファイアとはひと味異なる美しさとして紹介されます。
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