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頭頂葉とは?

とうちょうよう

頭頂葉とは、大脳の上後部に位置する葉で、触覚・空間認識・身体感覚の統合を主に担う領域です。

頭頂葉(とうちょうよう、英: parietal lobe)は、大脳皮質を構成する4つの葉(前頭葉・側頭葉後頭葉・頭頂葉)のひとつで、頭蓋骨の頭頂部の内側に位置します。前方は中心溝で前頭葉と、後方は後頭葉と、下方は側頭葉と境を接しています。

頭頂葉の前部には一次体性感覚野があり、皮膚からの触覚・圧覚・温痛覚、そして固有感覚(筋や関節の位置感覚)などの体性感覚情報を受け取ります。身体の各部位は感覚野に対応的に配置されており、この対応マップは「ホムンクルス」と呼ばれます。

頭頂葉後部(頭頂連合野)は、視覚・触覚・固有感覚などの複数の感覚情報を統合し、空間的な認識や身体図式の形成を担います。物の位置関係の把握、手を伸ばす動作の制御、道具の使用といった複雑な行動にも関与します。

頭頂葉が損傷を受けると、半側空間無視(反対側の空間への注意が失われる)、失認(感覚はあるが対象を認識できない)、失行(運動機能は正常でも目的動作ができない)などの症状が現れることがあります。神経リハビリテーションの分野でも重要な注目領域です。

使い方・例文

目を閉じたままポケットの中のコインとカギを触り分けられるのは、頭頂葉が触覚情報を統合して形状を認識しているためです。

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