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鎖国政策とは?

さこくせいさく

鎖国政策とは、江戸幕府が17世紀に整備した、外国との交流・貿易を厳しく制限した対外政策のことです。

鎖国政策とは、江戸幕府が17世紀前半にかけ段階的に整備した対外統制体制を指します。幕府はキリスト教の布教と外国勢力による政治介入を警戒し、貿易・渡航・宗教の各面で外国との接触を厳しく制限しました。

政策の主な内容は以下の通りです。

  • 日本人の海外渡航・帰国の禁止(1635年)
  • ポルトガル船の来航禁止(1639年)
  • 長崎の出島に限定したオランダ・中国との貿易
  • 対馬藩を通じた朝鮮との交流、薩摩藩を通じた琉球との交流

ただし「完全な鎖国」ではなく、長崎・対馬・薩摩・松前の「四つの口」と呼ばれる窓口を通じて、限られた国々との交流は続きました。この体制はおよそ200年以上維持され、1853年のペリー来航を契機とする開国交渉により終焉を迎えます。

鎖国政策は国内の政治安定をもたらした一方、近代的な産業技術や科学知識の導入が遅れる要因ともなりました。「鎖国」という語自体は後世に作られた言葉で、当時の幕府は「海禁」と表現していました。

使い方・例文

歴史の授業では「鎖国政策によって江戸時代の日本は長崎の出島のみでオランダと貿易を行った」と学びます。また、外国との接触を遮断する現代の政策の比喩としても使われることがあります。

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